診断ツールへの違和感
性格診断や強み診断、いくつか試したことがある。
会社員時代に研修で学んだものも、エニアグラムやストレングスファインダーのように個人的に学んだものも。どれも「なるほど」と思う部分はある。でも、どこかしっくりこない感覚が残っていた。
血液型でいうと、「A型は几帳面で慎重」みたいな話。確かに当てはまることもある。でも、考える前に動くこともあるし、大雑把な面だってある。
結局、当たってるんだか当たってないんだかよく分からない。「何も言えてなくない?」という違和感が、ずっとあった。
あの飲み会の夜のこと
あるとき、会社の仲間30人くらいで飲み会に行くことになった。自分はその場のまとめ役、いわゆるリーダー的な立場だった。
最初は先頭に立って、みんなを引っ張っていこうとしていた。それが「リーダー」のあるべき姿だと思っていたから。
でも、歩きながら気づいたら、振り返っていた。
全員ちゃんとついてきてるかな。
はぐれてる人はいないかな。
誰も取り残されていないかな。
振り返って、振り返って、また振り返って——。
気づいたら自分は、一番後ろにいた。
これが、自分のエネルギーだった
先頭で引っ張ることが「リーダーシップ」だと思っていたけど、自分が自然にやっていたのは「シンガリ」だった。
誰も取り残さない。全員が前に進めているか、最後尾から確認し続ける。それが、自分には一番しっくりくるスタイルだったんだ。
RGB Energy Codeで言うと、自分はG(グリーン)がベース。
Gタイプは、全体に目が届いて、誰かが遅れていると放っておけない。先頭でなくていい。むしろ後ろから全員を前に進めることに、エネルギーが湧いてくる。
「ぐいぐい引っ張るリーダー(R)」でも「全体に指示を出すリーダー(B)」でもなく、「誰も置いていかないリーダー(G)」という形が、自分の本来のあり方だった。
「自分に合ったやり方」を知ると、楽になる
ステレオタイプの「リーダー像」に自分を合わせようとしていたとき、どこか疲れていた。でも自分のエネルギーの使い方を知ってから、同じ「リーダー」という役割がずいぶん楽になった。
あなたにも、きっとそういう瞬間がある。
「なんか違う」と感じながらも続けていること、実は自分のエネルギーと逆方向に力を使っているだけかもしれない。
自分のエネルギーを知ることは、「正しいやり方」を見つけることじゃなくて、「自分に合ったやり方」を見つけること。
それだけで、生き方はずいぶん変わります。
